Re:mix 2007
2007.8.24 Fri. ダイアモンドホール / アポロシアター
お盆に帰省した際、姉と友人Tにまったく同じことを言われまして。
「yamaのブログ、ちゃんと読んでるんだけど何が書いてあるかさっぱりわからなくて、『ああ、更新されてるということは元気にやってるんだな』と思って『閉じる』をクリックするんだけど」
多くの方々にとって、今日の内容も「何が書いてあるかさっぱりわからない」と思いますが、私は元気にやってます。皆さんいかがお過ごしでしょうか・・・。
* ちなみに「コメント・トラックバック絶賛受付中」ですので(もちろんスパムは除く)、
内容がわかる方もわからない方もどうぞよろしく!とあらためて言っとく。
<ダイアモンドホール>
・VOLA & THE ORIENTAL MACHINE
・キャプテンストライダム
・音速ライン
・藍坊主
・スパルタローカルズ
・THE BACK HORN
・The ピーズ
・POLYSICS
<アポロシアター>
・倉橋ヨエコ
・STAN
・monobright
・DOES
・hare-brained unity
・8otto
(どちらも出演順)
ダイアモンドホールとアポロシアター、2会場同時開催の名古屋恒例夏イベント。この2会場は隣同士の建物なのですが、ダイアが5階でアポロが地下1階。しかもエレベーターは使用不可! 私は3往復しました。きっつー。これはダイエットにいいかもしれない。ライヴでも5時間くらい立ちっぱなしだし、何回途中でふくらはぎ~アキレス腱のストレッチをしたか。
<私が観たのは>
・キャプテンストライダム
・STAN(途中から)
・monobright
・スパルタローカルズ(途中まで)
・DOES
・hare-brained unity
・The ピーズ(途中まで)
・8otto
キャプテンストライダムと monobright 以外は聴いたことがない面々。
行くライブが、「アナログフィッシュ=そんなに激しくなくピースフル空間、みんなそんなに跳ばない」とか、「石田ショーキチ=大人のライヴ」とか、「the ARROWS=跳ぶというより踊る」なので、33歳にはちょっときつい場面がいくつか。ああー、もうあんなに跳べないよー私。
<キャプテンストライダム>
2年位前に観て以来。
はりきって前に行き過ぎて(それでも真ん中ぐらいだけど)、アナログのピースフル空間に慣れていた私はびっくり。うわー、みんなめっちゃ跳んでるやんかー!
永友くんかっこよかったです。声もギターも素敵だ。「と・よ・と・み!」「と・く・が・わ!」「全員で言わないと POLYSICS 出てこねえぞ!」と煽っておいて、観客の声が大きくなると「お前らそんなに POLYSICS 観たいのか!」って(笑)。
(セットリスト)
キミトベ LONE STAR ケムリマン 新曲 マウンテン・ア・ゴーゴー
<STAN>
クールな爆弾。
STANはアポロじゃ狭すぎるけどダイアじゃ広すぎるかな。アポロに途中から入ったら人が多すぎて凄いことになってた。で、演奏も凄いことに。初めてのSTANだったのですが、私の中では彼らが一番よかった。お目当ての monobright よりも。ボーカルKYG、彼の迫力というか凄みというか、しばらく忘れられそうにない。「俺、戦争反対なんですよ」とぼそっと言って0.1秒後に曲に入ってるとか、ドラムスティックでギターを弾いたと思ったらそのうちドラムを叩いてるとか、そういうことがいちいち衝撃。でもクールなんだこれが。
<monobright>
私は彼らを観に来たのです。
アポロの一番奥、ソファーがある一画から観たので、ドラム瀧谷ブライトがまったく見えず。1曲目「紅色ver.2」はちょっと迫力不足だったような。「キミの架空」もモタついてたような気が。それ以外はとても良かった! 初めて聞いた「優しさヶ丘の画家」はひねくれポップでいい感じ。「未完成ライオット」「頭の中のSOS」のシングル曲は圧巻でした。
6曲じゃ物足りない。またライヴ観たい。
今日の桃野ブライト観察日記(笑)。
・桃野の変なポーズで演奏スタート。
・1曲目が終わって「おはようございますー!・・・水っ!」
水って言ってから水飲む人、初めて見たよ。
・「優しさヶ丘の画家」のあとのMC、
「(画家なので)アンケート用紙には絵で感想を書いて下さいっ!」 えー!
・「Re:mix、年に8回くらいあるんですか?」 (いえ、1回だけです)
「その中の1回に」 (いや、年に1回だから)
「こういう機会をもらって嬉しい! ということでチューニングするっ!」
そう言ってギターのチューニングする人、初めて見たよ。
・最後の曲「頭の中のSOS」でトラブル発生(ギターのストラップ取れた?)。
スタッフが直している間、ハンドマイクで怪しく動きまくり。
ギターが直っても結局ギターを受け取らずそのまま歌い続ける。
いつの間にかマイクを2本手に持っており、ダブルハンドマイク!
そのまま暴れ続けてライヴ終了。
・ちなみにクールな人だと思っていたギターの松下ブライトですが。
のけぞってギターを弾く様、結構「変」ですよね。
最後は右手一本で天井にぶら下がってプラーンってなってたよ!
(セットリスト)
紅色ver.2 学校 キミの架空 優しさヶ丘の画家 未完成ライオット 頭の中のSOS
<スパルタローカルズ>
磐石。ひとつの完成形。
踊れる曲ばかり選んだというMCがあったけど、その通りで。どの曲も安心して一心不乱に踊れる曲ばかり。ものすごく完成されて安定したステージ。隙がなかった。しかし DOES を観るために途中まで。
<DOES>
彼らも安定感抜群。
もっとポップな感じなのかと勝手に思ってけど、がっちり力強いのだな。ベテランみたいな風格すら感じた。頼もしい。
ダイア→アポロの移動中、「このイベントで一番のオサレさん」だと私が勝手に認定したドラムのケーサクさんにばったり会ってびっくり。かっこいいー。
<hare-brained unity>
石田ショーキチプロデュースということで観てみたら。
一番のサワヤカバンドでした。歌がしなやかで聴きやすい。確かに石田のプロデュースが合いそうなバンドだな。シングル曲「Daylight」良かったです。
<The ピーズ>
以前弟を観たので、今日は兄。
演奏もMCも余裕たっぷり。しかし 8otto を観るためそれほど聴かずに移動。
<8otto>
オットーと読みます。
予習なしで観たのですが、まずドラムセットの場所にびっくり。ステージの一番前! ドラムボーカル! で、演奏が始まるとギター・ベース・ドラム・ギターの4人が横一列に並ぶという信じられない光景が!(大げさ) がんがんと攻める演奏。圧倒的な力。このイベントで一番男臭いバンド!(←誉めてますよ) すごいわ。ドラムボーカルのマエノソノさんは、「このイベントで一番の男前」だと私が勝手に認定しました。
それよりも気になったのが、前の方ですごい勢いで踊っていた方がいらっしゃって。最後は1.5m×3m くらいのスペースをおひとりで使って踊ってました。さぞかし気持ちよかったと思います。目がステージよりもそちらに行ってしまいましたよ。
終電の関係で、POLYSICS は観れず。
ふだん聴かないバンドばかりで、発見の連続。音も客もいつもとは違っていて新鮮でした。けっこう手軽に行けるイベント。そんなに高価でもないし。楽しかったです。しかしダイアとアポロのキャパが違いすぎるのが気になったところ。STAN はもうちょっと広いところでさせてあげたかった。
終電から降りたら、同じリストバンドを巻いてる2人の女性も降りてきた。おお、同志! 君たちもこんなところ(三重の田舎)から観に行ったのか。話しかければよかったー。
これで夏が終わった。これからはフットボールシーズンだ!