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2014/09/21

松本へ

りんご音楽祭 2014 1日目

2014.9.13 Sat. 長野県松本市・アルプス公園

いつか行ってみたいと思っていたりんご音楽祭。
今年は3連休に開催、この期間、仕事も入らなかった。
これは行くしかない。

始発で出発し、名古屋からアナログファンの方の車に乗せてもらって松本へ。感謝。車中楽しかったし、大変快適な旅になりました。


<アナログフィッシュ> @りんごステージ

着いたらちょうどアナログフィッシュのリハ中。途中、渋滞気味の箇所があって焦ったけど何とか間に合った。サウンドチェックで「Goodbye Girlfriend」。木々に囲まれたりんごステージに響く健ちゃんの歌声、そしてコーラス。気持ちいい。

リハが終わって3人は一旦楽屋へとはけていった。楽屋といってもステージ裏に仮に張ったテント。客席からもすぐそこ。しばらくするとその楽屋から、健ちゃんの発声練習が聞こえてきた! 声量大きく、朗々と張りのある声。すごい!と思うと同時に、客席に丸聞こえという事実にちょっと笑う。

出囃子もなく3人が登場。アナログ会議では州さんが「大丈夫」と言ってにっこり笑ってた。素敵だ。

下岡さんが醸し出す空気感で、1曲目は「抱きしめて」だな、とわかる。何と説明していいのかわからないけど、彼の緊張の度合いと歌い始める前の一瞬の間からわかってしまう。

中央付近で観ていたから、目はどうしてもドラムの方へ行く。「抱きしめて」の入りは緩やかで力の抜けたドラムだったのに、アウトロでいきなりスイッチがガッ!と入って鋭く叩き始めた州さんがたまらなくかっこよかった。 やはりこの人のドラムが世界で一番好きだと思った。

そこから「はなさない」が来るのは予想がついたけど、その次が衝撃だった。「出かけた」、そして「僕ったら」。どちらもイントロが流れた時、耳を疑った。

森の中の清々しいステージで聴く、ややもすればミスマッチな感もある「出かけた」は、静と動とのゆらめきが際立って聴こえた。新しい感触だった。

そのゆらめきを保ったまま、「僕ったら」へ。健ちゃんの声が気持ち良すぎる。その気持ち良すぎる声のまま、タイトなリズムが鳴り「Goodbye Girlfriend」へ。最近の定番新曲、「There she goes」も「Nightfever」もないセットリストだったけど、今日は今日で何かしらの一貫性があった。とても自然だったなあ。

最後は「公平なWorld」。空へ吸い込まれていく3人のコーラスのしなやかさと、力づくで歌う下岡さん。

りんご音楽祭、着いたばかりでこんなすごいのを観てしまって、いったいこの先どうなるんだろうか?

抱きしめて / はなさない / 出かけた / 僕ったら / Goodbye Girlfriend / 公平なWorld


<elephant> @りんごステージ

アナログのステージの時、下岡さんが「俺らの次に出てくる奴と(elephant)、その次(moools)、最高だから!」と言ってた。下岡さん、自分出るやつをプッシュしてる(笑)。

ちょっと下がったところから気持ちよく踊りながら観た。アナログは色々考えながら観てしまうけど、elephantは純粋に音楽で楽しめるから気楽でいい。それでも州さんが繰り出すリズムの鋭さにいちいち反応してしまうのだけれど。


<moools> @りんごステージ

elephantの時、ステージ上にオニヤンマがいて下岡さんに止まったみたいなんだけれど、私は少し後ろで観ていたので気づかなかった。で、そのオニヤンマ、その後もずっと飛んでた。ステージ上の照明を敵だと思っているらしく、何度も照明に挑んでぶつかっていく。

そんな中、去年の桜座以来のmoools。4人がそれぞれの楽器をがしゃーんと振り下ろすように鳴らす、その純粋でシンプルな行為が胸を打つ。なんだろう、この説得力は。言葉にできる気がしない。

一瞬ふと作り出た間、その間の寂寥感が、心の中で即座に翻って熱くなる。エモーショナル。身体の中が燃えるような熱にまで高まり、また消えていく。その繰り返し。

しかし酒井さんのステージ上の振舞いはクレバーかつ理解不能、すなわち爆笑で、バンド名を「全く新しい製法で作られたカニ味噌」と名乗り、その後何度もこの謎フレーズを連呼。最後には、酒井「全く新しい製法で作られた!」客「カニ味噌!」というコールアンドレスポンスまで成立してました(笑)。その他にもギターのフレットがないところまで腕を伸ばして弾いてたり(弾けてないけど・笑)、マイクを外したマイクスタンドを抱えて叫んでPAに向かって「もっとボーカル上げて」のポーズをとってたり、もう無茶苦茶。その間、演奏がますます熱を帯びていくのがたまらなくかっこいい。

分水嶺 / 単位 / 一秒二秒 / 気象衛星 / いるいらない

私みたいなmoools初心者にとっては彼らがどんなバンドかよくわかり、昔から観ている人にとっても満足できるセットリストだったのではないかと思った。素晴らしかった。

***
フード買ってたら真後ろに下岡さん、健ちゃん、髭の斉藤さんが並んでて慌てた。そんな中買ったビフテキ丼、美味しかったです。


<H Mountains> @わさびステージ

一回観てみたかったH Mountains。元Far Franceの畠山くんのバンドです。初見。

ファーフラの時に「畠山くんの変態ギター(ほめてます)すごいなあ」と思ったけど、H Mountainsには畠山くんよりもっと変態な感じ(ほめてます)のギターが更に2人もいて、トリプルギターでわけわからないフレーズを弾きまくっている。めちゃくちゃかっこいい。また機会があったら観たい。

ちなみにH Mountainsがやってたわさびステージは、真横が芝生の斜面でこれがまたいいんですよね。かなり急で視覚的にもかなりアガるし、その気になれば寝転んで聴ける。わさびステージ、面白い。


<トクマルシューゴ> @そばステージ

少し暮れてきた。そばステージへ。芝生に座って聴けるのどかなステージ。開けているので空もよく見える。ゆるい空気。どこかに似ていると思ったら、ライジングのボヘミアンだった。心のふるさとボヘミアンガーデン。ああ、松本にも心のふるさとがあったのか。ライジングと違って、メインステージから10分以内で行ける心のふるさと。最高じゃないか。

そんな素敵なステージで聴いたトクマルくんは当然ながら心地よくて、少しうとうとしてしまった。今朝4時起きだったしな。岸田くんのドラムも久々に堪能できたし最高でした。

***
早めに会場を後にし、知り合いと4人で松本駅付近で飲み会。アナログ、moools、そしておとぎの話も。楽しかった。会場は広くないしそれほど暑くなくて体力に余裕があったからライブ後に飲みに行けたりして、これもりんごの良さかもしれない。

宿が松本市内では取れず、解散後塩尻まで移動。明日には久々におとぎ話に会える。

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