僕の歌を聴いて笑った君に負けたのです
アナログフィッシュ
Kyoto Meeting
2012.10.13 Sat. sole cafe
ゲストギタリスト:EG
アナログフィッシュ関西秋祭り。
京都sole cafeでアコースティックセット、深夜に大阪で佐々木DJと下岡ソロ。
翌日はミナホで州さんサポートドラム、そしてアナログバンドセット。
最高の2日間になりそうです。
sole前で並んでいて、整理番号が55番まであることを知る。え、55人も入れるの?とびっくり。中に入ると大きなテーブルも撤去されてて、みっちり椅子が並べられている。
そしてみっちりしてるのは客席だけでなかった。ステージもすごかった。見たことない楽器の密度だった。普通にステージ前を歩くだけでケーブルを踏んでしまうくらいはみ出ていた。4人もよく乗ったねえ。EGくんは戸棚の真隣、めっちゃ端っこでギタースタンドすら置けない状態だった。物が多すぎて各人自分の席に着くのが大変そうでした(笑)。
<第1部>
始まると、何もかも素晴らしかった。まずコーラス。アカペラで始まった「ガールフレンド」に鳥肌。「無力のマーチ」や「Goldrush」みたいなレアな曲が聴けて嬉しかった。アコースティックの「Hybrid」は優しくて、バンドセットの時とは随分印象が違った。健ちゃんとEGくん2人でやった「いずる」が歌もギターも完璧だった。 健ちゃんはハンドマイクで言葉のひとつひとつに気持ちを込めて歌っているようだった。EGくんのギターは、そっと曲に寄り添い暖かい色をつけていく優しいギターだった。心底惚れた。
ガールフレンド / オルタナティブ・ガールフレンド / 無力のマーチ / Goldrush / Goodbye Girlfriend / 風の中さ / Hybrid / いずる(佐々木・EG)
<第2部>
第2部が始まる前、カウンターに置かれたキャンドルに下岡さんが火をつけてから「Light Bright」。これも久々の曲。「ハートに火をつける曲」だから、キャンドル点火の演出がぐっときた。これまた久々、「のどかないなかのしずかなもぐら」はポップなアレンジになっていた。面白かったなあ。本編最後、アカペラで始まった「アンセム」では、もうこのまま楽器が鳴らなくてもいい、3人(時にはEGくんも入れた4人)のコーラスをずっと聴いていたいと思った。そのまま夜が更けていって朝になればいいのにと本気で思った。
アンコールでは健ちゃんが1人で出てきて「fine」。ところが途中で楽屋口のドアが少し開き、素敵なコーラスが聴こえてきた。向こうで下岡さんと州さんが歌っていた。そしてコーラスの声はどんどん大きくなっていった。お客さんはくすくす笑っていた。こんな幸せな時間、いつまでも続いたらいいのに。
最後は4人で「抱きしめて」。アコースティックでもこの曲が持つ強さは変わらない。むしろシンプルな分、より真っ直ぐ響いていた。
Light Bright / 希望 / ハミングバード / のどかないなかのしずかなもぐら / 行くのさ / 戦争がおきた / 僕ったら / アンセム
en. fine(最初佐々木弾き語りだったけどドアの向こうから2人のコーラスが) / 抱きしめて
***
アコースティックアナログフィッシュ。シンプルな演奏と重なるコーラス。彼らの魅力が素のまま堪能できるのだから、こんな贅沢なことはない。
いつまでも聴いていたかったけど、この後彼らは大阪でDJと弾き語りのため移動。私も彼らを追いかけて大阪へ。
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