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2012/06/03

ようこそ三重へ!

佐々木健太郎

2012.5.26 Sat. カリー河
オープニングアクト: 山路トシフミ

佐々木健太郎ワンマン、四日市の「カレー河」にて。
初めての三重ライヴ。

舞い上がってしまって大変でした(私が)。

カリー河は四日市の外れにある小さなカレー屋さん。マスターはシタール奏者。壁にはシタールが飾ってある。ゴールデンウィークに下見を兼ねて食事に行ったのですが、雰囲気が良くてカレーもスパイスが効いていながら優しいお味で大変気に入りました。ライヴ前はドリンクチケットでチャイを頂いたのですがとても美味しかった。また飲みたい。

ライヴは30席限定。アナログフィッシュを初めて観てから8年、まさか三重に来てくれる日が来るなんて想像もしていなかった。名古屋と大阪と京都に囲まれた三重県までライヴに来てくれるバンドはそうたくさんはないのです。


<山路トシフミ> オープニングアクト

三線と唄。河のすぐご近所にお住まいらしい。ザ・ビートモーターズのファンでこのライヴに行った時、健ちゃんの歌とベースに惹かれたそうです。「カリー河で佐々木健太郎を観たい!」と思い、本人に直接オファー、晴れて実現したとのことです。山路さん、ありがとう。感謝。

「安里屋ユンタ」のような有名な曲、琉球の子守唄など。お客さんの合いの手と手拍子。

「今いる人たちはアナログフィッシュのファンばかりだから、早く終わらないと吹き矢でやられるかもしれない」「手拍子を入れないと退場させられますよ」などシニカルなMCもありつつ(笑)、とてもいい空気でした。ほんわり。


<佐々木健太郎>

いつものように「歌の途中でもお酒飲んでくださいね」と言い、自分もマスターにビールをオーダー。その「いつものこと」が特別なことに思える夜だった。

新曲「グッバイガールフレンド」でスタート。先週の「いつまでも世界は」で初めて聴いた曲。切ないような、冷めているような歌詞。「アナログフィッシュは長野の田舎で始めたんだけど理解してくれる人がいなくて。そんな思いを詰めた曲」と言って「Ready Steady Go」。語るように歌う。弾き語りで一層映える曲。素晴らしかった。

「けさ四日市に着いてすぐ日課のジョギングをした」という話。走っているうちに気持ちよくなって、18km(1時間半)走ったらしい。どよめくお客さん(笑)。何てタフな人なんだ。そしてカリー河のある西日野は「飯田に似ていて初めて来た感じがしない。帰省したような気分」と言う健ちゃん。何だか嬉しい。

さらには「河、気に入ったから、次はバンドで来たい」なんて言ってくれた。この日何度も「また来ます」と言ってたけど、河のマスターはちょっと焦ってたな(笑)。嬉しい悲鳴ですね。

「下岡の曲をやります」と言ったので「オルタナティブ・ガールフレンド」か「おとぎ話」かなと思ったら、まさかの「HYBRID」! お客さんが「!!!」となったのを肌で感じた。びっくりした。真っ直ぐ熱いHYBRID。下岡さんが歌うと刺すような鋭さを感じるけど、健ちゃんが歌うと力強く身体全体でこちらへ向かってくる感じ。「愛情と友情 曖昧な現状 現実と理想 抱きしめよう 両方」のところは「ラララ」で歌ってた。ほんと、この選曲びっくりした。

第1部最後は「声の大きい人の意見ばかりが通ってしまう世の中だと思って」というMCから「風の中さ」。穏やかに伸びる歌声で、さっきの衝撃がちょっと落ち着いた。

第1部
グッバイガールフレンド / Ready Steady Go / ハミングバード / HYBRID / 風の中さ

***
休憩はそれほど長くなかった。第2部開始。健ちゃん、「皆さんも飲んでくださいね」と言って自分ばかりどんどんビールを飲んでいく(笑)。

「こないだ長野でライブをやった時は、みんな車で来て、お酒飲んで、代行で帰っていくんですよね。ここもそんな感じですか?」との問い。うん、田舎ってどこでもだいたいそんな感じですよね。あと、急に「三重は東海なんですか? 近畿なんですか?」という超難題を突きつけてきた(笑)。私論ですが、「地理的には近畿、行政区分は中部、経済圏と食文化は東海、方言は関西っぽい」という感じになるんですかね。複雑すぎて答えになってない(笑)。

第2部は先週初めて聴いた新曲「サンフラワー」でスタート。ここまでストレートに「父の目線」で描かれる曲は初めてだよなあ。ぐっと来る。「いつのまにか」はギターがとても好み。そしてレコーディングの話をした後、「星に願いを」。明言はなかったですが、この話の流れだときっとこの曲が近々音源化されるんだと思った(勘違いならごめんなさい)。

「ネバーエンディングストーリー」という初めて聴いた新曲は、結構ストレートでシンプルな構成だったと記憶してます。「星に願いを」のすぐ後にやったからそう思ったわけではないと思う(笑)。

ジョギングすることで生まれた曲「ロックンロール」、昔4畳半に住んでた時、早朝からバイトがあるのに遊びに来た州さんに朝までつきあってできた曲「月の花」、今日みたいなこんな夜のための曲「Fackson Jive」と、曲のエピソードを話しながら歌っていく。「月の花」は弾き語りでもすごい迫力。「Fackson Jive」は手拍子とともに。そして最後は「アンセム」。解放される空気。気持ちいい。

厨房の奥に下がる健ちゃんに鳴りやまない拍手。アンコールは「Stubborn Kind Of Fellow」と「Clap your hands!」。2曲もやってくれた。嬉しい。「Clap your hands!」の手拍子もばっちり決まって終了。

第2部
サンフラワー / いつのまにか / 星に願いを / ネバーエンディングストーリー / ロックンロール / 月の花 / Fackson Jive / アンセム

アンコール
Stubborn Kind Of Fellow / Clap your hands!


***
終演後お客さんに囲まれる健ちゃん。小さくてアットホームな会場で、みんなリラックスして笑顔笑顔。チキンカレーを食べたり友達と話をしたりぐだぐだ過ごしてから、健ちゃんに話しかけにいって「バンドで三重に来てくれたら、私たぶん泣きます」と言いました(笑)。そうやって泣く日が本当に来てほしい。

山路さんともお話しさせて頂きました。ビートモの話など。「アナログフィッシュ、河とM'AXAで三重2daysとかどうだろう」という妄想とか(笑)、すごく楽しかった。ちなみに私、M'AXAから車で10分の所に住んでます。

マスターは健ちゃんを評して「こんなにリズムとメロディと歌声に恵まれた人はそういない」、そして「アナログフィッシュはファンがいい」とおっしゃってました。この言葉、胸を張って誇ってもいいよ、魚群のみんな!

***
車で1時間かけて帰った。夢のような時間を過ごして現実感がなかった。翌日からも心がふわふわしたままだった。満足したけどもっともっと聴きたい。バンドでも来てほしい。どんどん欲張りになっていく。とりあえず、もう1回三重に来てくれるまでは何があっても死ねないぜ。お待ちしています。

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コメント

ブログにコメントするの久しぶりだー(笑)
記事はずっと読んでてコメントしようしようと
思ってたのに、今更になってすみません><

自分の地元に大好きなひとが来てくれたら
ほんとにうれしいですよね。
アナログがバンドで三重に行く時は、ぜひ
土曜日にしていただきたい…!
そうすればわたしも三重に行けるので^^

健ちゃんのHYBRIDなんて、これから先聴ける
機会があるんでしょうか…!うらやましいです!!
健ちゃんの弾き語りも最近全然行けてないので、
土曜日に開催される時があったら、関西方面にも
遠征いきたいです。

あと、昨日のアナログヒントはほんっとに
楽しかったので、磔磔もほんとに楽しい夜になると
思います!楽しんできてください~。


投稿: | 2012/06/17 20:23

どうも、お名前がないですが多分あのお方だ(笑)。
久々のコメントありがとうございます。

田舎に住んでるからこそ、喜びは格別なんですよね。
不自由なくライヴに行ける都会の人にはわからない喜びだろうなあと
勝手にひとり、悦に浸っています(笑)。

同じ田舎住みのあなたならわかってくれるはず!

本当にアナログが三重に来たらおいでー!
そしてアナログHINTO、楽しみでなりません。

投稿: yama(Key) | 2012/06/19 17:35

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