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2011/07/05

人生現場処理

想う壺音泉
FM802 「MIDNIGHT GARAGE」 10th Anniversary

2011.6.19 Sun. 雨の大阪城音楽堂

土井ちゃん10周年の記念イベント。土井ちゃんおめでとう!
過去に野音でイベントをやって雨に降られているので敢えて「雨の」と銘打って。
(チケットにもそう書いてある!)

でも2度ほどぱらっと降った程度で助かりました。
最初は湿度が高かったけど、徐々に気持ち良い気候になってよかった。

当日の様子、土井ちゃんのブログはこちら


<ザ・ビートモーターズ>

はじまる前に土井ちゃんが出てきてご挨拶。レインウェアを持っていて雨が降らないと不満な人のために、会場に「かけ湯」が用意されているという告知(爆笑)。そしてビートモの皆さんが「かけ湯の見本」を見せてくれるとのこと。そう、去年の音泉のイベントで自ら水をかぶったのは彼らだったのです

メンバーが一人ずつ出てきて、バケツ1杯分の水を頭からかぶってからステージに上がっていきました。ボーカル秋葉くんが腕をピンと伸ばして一番きれいなフォームでした(ほめてんのかこれ)。

ライヴの方は、やっぱり観るたびにめきめきと成長してるのがわかる。ギターがすごくいい音してた。そしてドラムがものすごく太く厚い音だった。秋葉くんもめいっぱい歌うし、音量大丈夫なんか?と思ったり。骨太の気持ちいい音。


<アナログフィッシュ>

さて、アナログ。野外は去年の OTODAMA 以来。清水音泉さん、いつもありがとうございます。

「TEXAS」でスタート。最近この曲はじまりが多いな。その次の「Fine」で健ちゃんが歌いだした途端、前にいた男子数名が一斉に立ち上がった。嬉しかった。そりゃあ、あのグッドボイスを聴けばそうなるよね。

その次の「Brand New Days」は、州さんのドラムが素晴らしかった。すごい切れ味。ころころと展開する目まぐるしい動き。楽しい。目が離せなかった。特に両手でスネア→タム→フロアタムと動くところ。あのドラムは何度でも見たい。聴きたい。

「Unknown」を挟んで、「PHASE」「アンセム」とライヴ映えする曲を続けて。「PHASE」のギターがすごく力強かった。野音の広いステージで音が暴れてた。そして次の「アンセム」で終わりかなと思ったら、その後聴いたことのないイントロが鳴った。下岡さんがハンドマイクで聴いたことのない歌詞を歌う。何だこれは。そしてサビでこんな歌詞がやってきた。

狂気と正気のハイブッド 天使と悪魔のハイブリッド

「ハイブリッド」! これが噂の「ハイブリッド」か! これがすごかった。動けなかった。泣きそうになった。下岡さんが動き回りながら、一段上がったドラムのところで歌っている。エモーショナル。激しい。「善と悪はそう簡単に区切れない」というメッセージ。

そして聴きながら、「この曲と『荒野』とを同時にできないだろうなあ」と思った。あんなに強い曲を続けてはできないだろう。それくらいの強度があった。

どこまで行っちゃうんだろうか。下岡さん、あなたのスピードについていくのに私は必死だよ。

TEXAS / Fine / Brand New Days / Unknown / PHASE / アンセム / ハイブリッド

***
うわあ、アナログすごい!となった後の転換中、清水音泉男湯・田口くんが声だけで登場。土井ちゃんへのお祝いメッセージ。しかし最後にカジくんの曲を熱唱。台無し!(笑) その後もハマケンやモノブライトのモモ+ヒダカさんが土井ちゃんへのメッセージで声だけ登場してました。ハマケンのえげつない下品なメッセージが心に残ってます(笑)。


<PERIDOTS>

田口くんの歌のあと一瞬雨が降って、皆ささっとレインコートを広げる客席。用意いいな! でもペリドッツが歌い出したら雨も止んだ。雨は田口くんのせいだな(笑)。

バンドのペリドッツは初めて観た。歌にも演奏にも力があってすごくよかった。特に「リヤカー」がよかったな。ベースを弾いていた女子がすごくいいラインを弾いていて「あ、好みかも!」と思ったのだけれど、あとで友達に聞いて束紗ちゃんだとわかってびっくり! 気づかなかった!(土下座モノやな) ほんとよかった。主張してるんだけど気持ちいいベースライン。


***
客席にシュリスペイロフ御一行様発見。ブチョーに声をかけてステッカーをもらいました(そういう企画、「ブチョー探し」ってのがあるんです)。でもね、シュリスのライヴをしばらく観てないからちょっと悲しかったんだよなあ。


<星野源>

この日一番人気だった源ちゃん。前のスタンディングゾーンに溢れる人。そしてキーボードが池ちゃん! 盛り上がらないわけないですね。といってもぐだぐだなトークを挟みつつでしたが。でもほんと、源ちゃんの曲の「基本は平らで、心地よい起伏がある風景」は沁みるな。名曲ばかり。


<LOSTAGE>

転換中トイレに行ってたら爆音が聴こえた。LOSTAGE、音でかい。ひりひりするような歌とギター。特に「ひとり」はイントロだけでぞくっとした。

途中、ライヴ前日にあった「違法ダウンロード騒ぎ」について話をしようとして一旦やめた兄。「これ話すの時間かかるわ」って。でもその後思い直したように「やっぱり言うわ。1曲削るわ」と言って語り始めた。まだ発売されていない新譜が違法ダウンロードサイトにアップされていたというひどい話。ぼつぼつと、怒りを静かに抑えているような語り。うまく言葉にならなくてまとまってなかったところもあったけど、みんなぐっと緊張して聞いていた。

うん、こういう不器用なところが LOSTAGE なんだよな。切ない。


<KING BROTHERS>

初めて観た。かっこよかった。その一言に尽きる。

最初自分の席で聴いていたのだけれど、マーヤが「前に来い」とめちゃくちゃ煽ってきて。それはもう、かっこいい言葉で煽ってきてさ。しかもマーヤ、(客にダイヴじゃなくて)客の群れの上に乗って正座したまま叫んでたんだけど(!)、そんなん見たら行くしかないやないですか。友達と一緒に荷物やら何やら全部放り出して前に走った。

「お前ら、覗くだけじゃだめや!」「頭から突っ込め!」

多分そんなことを叫んでたんだと思う。違ってたらごめんなさい。ほとんど何言ってるのかわからなかったけど、そう、やるなら頭から突っ込まんとあかん。違法ダウンロードとかをちょっと覗くような、そんな音楽との付き合い方をしていたら、あかん。

そして最後は「に・し・の・み・や!」コール。何回叫んだんだろう。無心で叫んだ。

全部終わって帰り道、「近くで見たマーヤかっこよかったなあ・・・」とふわふわなってる時に一緒にいた友達が「今すれ違ったのマーヤやで!」と気づいた。「え!え!」と後ろを振り返って5度見くらいしてしまった。それくらいかっこよかったんだ。


<bonobos>

コジロヲ、そして松井さんが抜けて3人になった bobobos は初めて観る。3人+ホーン2人。「THANK YOU FOR THE MUSIC」だけじゃなくて「ICON」とか好きな曲をやってくれて嬉しかったんだけど、松井さんが抜けた穴は大きいんだな・・・と思った。ちょっと寂しくて、勝手にしんみりしてしまった。

***
全部終わって土井ちゃんが出てきてご挨拶・・・のはずが土井ちゃんの師匠・マーキーさんが出てくるサプライズ! 土井ちゃん、感激で言葉にならなくて混乱。頑張れ土井ちゃん! マーキーさんの持ってきたくす玉を割ると「人生現場処理」と書かれた垂れ幕が。うはは。

ゆるい空気。あったかい人々。いい音楽。それが集った「ほぼ晴れの大阪城野外音楽堂」でした。

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