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2011/04/16

肉体的

sleepy.ab

Mother Goose Tour
2011.4.9 Sat. アポロシアター

スリーピーワンマン。ワンマンは去年の1月以来。
たっぷりスリーピーが聴けると思うとすごく嬉しい。


開場SEがかわいい。物販で売ってるデジタルブックに入っている曲だとMCで言ってましたが、山内くんの曲って聴けばすぐわかるよね。

山内くんの足元が見えるのがベストだけど、さすがにそんなのはものすごく前でないと無理。手の動きだけでも見れると良いのだけれど、今回は後ろの方だったのでほとんど見えなかった。まあ、仕方ない。

まず「マザーグース」でスタート。次は「アクアリウム」。イントロのギターで会場は一気に深海へと潜るよう。この曲のイントロはいつ聴いてもすごい。そして成山くんが黒のテレキャスからアコギに持ち替えて「ドングリ」。ひっくんのベースラインがころころと鳴って可愛い。この曲に限らずひっくんのベースラインってすごく主張してるよねえ。ぐいぐいと攻める音もあれば、ふんわり包み込んでくれるような優しい音もある。好きだ。

津波さんのドラムは相変わらず音が高めで大きくて、時々「もうちょっと抑え気味の方がいいのに」と思うのだけれど、今日はいろいろと発見があった。津波さん、結構凝ったことをしてるんだなあ。曲によってはレギュラーグリップで叩いてたり、小さくロールを入れてたり。そういう細かいところに気づいてからはかなり楽しかったな。

そして1月におとぎ話を観にアポロに行った時にも感じたのだけど、ボーカルマイクがすごくクリアで成山くんが歌う歌詞がよく聞き取れた。いいですね、アポロ。

「四季ウタカタ」ではギターのエフェクト(ディレイ?)が迫りくる。中盤のブレイクの緊張感がたまらない。どきどきする。

そしてこのライヴで一番びっくりしたのは「現実の箍」。え、この曲、ライヴでやるんだ! 意外すぎて一瞬どの曲かわからなかった。こういう暗い曲、初期の曲を聴けるのもワンマンならでは。嬉しい。

ゴリゴリの「Maggot Brain」。仮タイトルは「ゴジラ」だったとのこと。そして「シエスタ」。成山くんが「この曲は山内が作ったんだけど、ものすごく行き詰ってて。それでも『早く作れ』と言って急かしてたんだけど」 さすがSな成山くん(笑)。「そんな山内の『さぼりたいなあ』という気持ちが出た曲です」とこの曲について説明。なるほど。うん、これはいい曲ですね。

「ダイバー」と「sonar」、おお、海底系の曲2連続! 青い海に、深く潜って漂う。

ひっくんが「新しいアルバムで曲に幅ができた。肉体的なセットリストです」と言ってやった曲が「トラベラー」「flee」「遊泳スローモーション」。確かにフィジカルだった。特に「遊泳スローモーション」ではぐわんぐわんと底から突き動かされるような静かだけど大きな力を感じた。この曲、すごく聴きたかったから嬉しかったなあ。

最後は「かくれんぼ」。ふんわりと優しく癒される。

アンコール。「夢織り唄」と「24」。来た、「24」。繰り返し襲ってくる音の洪水に飲み込まれてしまう。「17」で山内くんが立った。「24」のカウントより後の、アウトロで緊張感マックス。いつもそうだ。ぐっと身体に力を入れて耐える。

そしてその後の「おやすみなさい」という成山くんの低く優しい声で緊張がほぐれる。これもいつものことだ。

客電が点いても鳴りやまない拍手。そしてとうとうダブルアンコール。やったあ。

最後は「ねむろ」。うん、これも今日聴きたかったんだ。この曲で今まで何度癒されてきたことか。

***
でも、決して「癒しバンド」なんかではない。

曲によっては暗いし、潜るし、緊張する。

でも、最後は心穏やかになるんだ。

何故なんだろう?


<セットリスト> 中盤まったく自信なし

マザーグース
アクアリウム
ドングリ

メロウ
四季ウタカタ
インソムニア
現実の箍
Maggot Brain
シエスタ
君と背景
メロディ
ダイバー
sonar
トラベラー
flee
遊泳スローモーション
かくれんぼ

En.
夢織り唄
24

En.2
ねむろ

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