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2010/11/23

夢のツインドラム

アナログフィッシュ

The Analogfish Orchestra
2010.10.23 Sat. 九段会館

去年10月の州さん復活ライヴから1年。
あの時には想像できなかった、アナログフィッシュ秋祭り。
2月磔磔、7月ナツフィッシュに次ぐ恒例行事になるといいな。

(1か月経ってしまったので記憶がかなり曖昧です)

出演者はアナログの3人に加えて、以下のメンバー。

Key.木村ひさし (Clingon)
Dr. 菱谷昌弘 (HINTO)
Vo. 柳田久美子
Gt. 大久保秀孝 (tobaccojuice)
Gt. 伊東真一 (HINTO)
Cho.永友聖也 (キャプテンストライダム、ARUYO)
Tp. BUCHI (RIDDIMATES、JOYRIDE、duc a.k.a.dub up children)

アナログと縁のある仲良しさんたち。全員着ている服に番号が書いてある。1番健ちゃん、2番下岡さん、3番州さん、4番ビッツくん、5番木村さん、6番ブチくん、7番永友さん、8番柳田さん、10番大久保くん、11番真くんだったかな? 記憶曖昧。間違ってたら誰か教えてください。ちなみに9番は売ってるTシャツについてる番号。0番がスタッフさんかな。Tシャツにだけでなく健ちゃんのワイシャツにも番号が書いてあったのが新鮮だった。

座席があるアナログのライヴっていうのも新鮮。そわそわと待つ。

登場SEがクラシック風の曲。そして1曲目は「PARADOX」だった。BUCHIくんのきりっとしたトランペットでイントロが鮮やかに立ち上がる。このイントロを聴いて、ああ、今日彼らがやりたいことはこういうことなんだな、と思った。

音の洪水。でも轟音じゃない。力強さと厚みの中に、優しさや柔らかさ、華やかさも感じる。音が溢れてる。

久々に聴いた「Living in the City」や「City」が本当に嬉しかった。「Living in the City」は永友くんや柳田さんのコーラスがあってこその選曲なんだろうなあ。「City」はこのライヴの数日前に Ustream でリハーサルの様子が流れていた時にやっていた曲だったから現場で驚かなかったけど、本当にこの曲が好きだから踊りだしたくなった。真くんが髪を振り乱してギター弾いてたのが印象的。

3人だけでやったのは「fine」「LOW」「Phase」だったかな。「fine」は健ちゃんの新曲、「Phase」は下岡さんの新曲。2曲ともとてもよい。「fine」はナツフィッシュや OTODAMA でもやってた、とてもストレートな力強い曲。「Phase」は初披露かな? 「夢見る僕はテロリスト」「失う勇気はある?」といった歌詞が並ぶ。マーチっぽいリズムに載ってどんどん上がっていく歌詞とメロディにも惹きこまれていく。

「いつのまにか」では下岡さんと健ちゃんが楽器を持ち替えた! おお! 名古屋でやって以来? 下岡さんのベースがイントロで豪快にズレてしまい、やり直してた(笑)。ちょっとどきどきしながら聴く。ああ、いい曲だよなあ。これも分厚いコーラスがあることで活きる曲。「僕ったら」もそうだな。「KISS」や「ROCK IS HARMONY」の頃の曲は特にそうなんだろな。

そして、このライヴの個人的ハイライトがやってきた。ビッツくんの登場だ。

ツインドラムで「平行」。迫力と重みが増すリズム。2人ともかっこよくて、嬉しくて、泣いた。比喩的表現ではなく涙を流しながら聴いていた。アナログ・トライアングルの必然性、州さん脱退、ビッツくんの存在の大きさ、州さん復帰。そんな出来事が一瞬にして頭の中を駆け巡り、目の前の出来事が奇跡のように思えた。いや、後で思い直してみれば奇跡でも何でもなくて十分ありえる企画なんだけど、嬉しさで胸が一杯になってしまったのだ。その後は2人でドラムソロの掛け合い。これが倒れそうになるくらいかっこよくてさ! あっち見てこっち見て、本当に忙しかったよ!

演奏が終わって去ろうとするビッツくんを下岡さんが呼び止めて「この人たち、水面下の白鳥みたいにすごい動きしてるから」って(笑)、ツインドラムを分解して叩くように指示した。州さんとビッツくんが別々に叩き、最後に2人一緒に叩いてみせる。沸く客席。すごいなあ。あんなリズムパターンになってるんだ。下岡さんの粋な計らい、ありがとう。

「夕暮れ」「Sayonara 90's」でまたもや音の洪水。そして「アンセム」では健ちゃんが客席に降りてきた! マイクケーブルを限界まで引っ張ってた。すぐそこまで来てくれて嬉しかった。

最後は全員で「世界は幻」。トリプルギター(全員ストラト!)、ツインドラム、コーラス2人。トランペット、鍵盤。荘厳な世界。本編最後にやる「世界は幻」にはいつでもがつんと殴られたような感覚になる。

アンコールは「Life goes on」。強くて白い照明がフロントマン2人を浮かび上がらせていた。この2人だけがステージにいるような錯覚に陥り、それを見ながら私は2008年2月23日の磔磔を思い出していた。

州さん不在の磔磔で、2人でほとんど無理矢理決行したライヴ。2人の強い意志とお客さんの支えがあって成立した奇跡の夜。突如その日のことを思い出してしまったのだ。ああ、彼らはあれから歩みを止めず、ここまでやってきたんだなあと胸がいっぱいになった。

最後は0番Tシャツのスタッフさんや9番Tシャツのお客さんもステージに上げ、横一列に並んで「万歳!」。大きな大きな拍手。

終演後は一晩中、友達と飲み明かした。酒の肴はもちろん音楽だ。夢みたいな夜だった。


<セットリスト>

PARADOX
Living in the City
Clap Your Hands!
City
fine
LOW
Phase
いつのまにか
僕ったら
平行
マテンロー
Ready Steady Go
公平なWorld
夕暮れ
Sayonara 90's
アンセム
世界は幻

en.
Life goes on

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コメント

あー、電車ん中で少し目がもわもわした!
もわもわしたのは涙が少し出たから。
良いライブでしたね!
またあのツインドラムみたいなぁ。

投稿: 24wave | 2010/11/24 09:27

24waveさん:
いつもいつもコメントありがとうございます。
記事を読み返して、書ききれてないことが多いなあと反省。
それくらい、いろんな思いが胸をよぎったライヴでした。

あのツインドラム、また観たいですねえ。本当に。

投稿: yama(Key) | 2010/11/28 22:51

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