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2010/07/29

君の好きな おとぎ話

おとぎ話

おとぎ話 presents 「やらなきゃいけない夜」
2010.7.19 Mon. 十三ファンダンゴ

4月2日、おとぎ話は大阪でワンマンライヴをやった。
彼ら曰く、よくない出来だったらしい。
(直接観ていないのです。同日モーモーの大阪ワンマン行ってた)

有馬くんはその理由を「僕の心の弱さで」と説明していた。

そのリベンジだというファンダンゴ。「やらなきゃいけない夜」。
そう言われたら行くしかないでしょ。

おとぎ話のワンマンに行くのは初めて。ファンダンゴに行くのは何と5年ぶり。アナログフィッシュの「ハルコウララ~」ツアーで行って以来。久々に行って、街の様子やファンダンゴの内装や音響、すべてのものに対して「こんなんだったかなあ?」なんてふわふわと思う。結構覚えていないもんだ。

入場するとCD-Rを渡された。前述の心斎橋クラブクアトロのライヴ盤。良くなかったというライヴをCDにして配る彼らの強い意志にぐっとくる。

アンプ周辺にいつもの電飾。そしていつものOPSE。後ろの階段から降りてくる4人。前越くんがピロピロ~と鳴って光るおもちゃの銃を撃ちながら登場。笑える。そんな前越くんはボーダーのTシャツにオーバーオール。何だか州さんを思い出す(笑)。

有馬くんはいつもにも増して目元のラメがきらきら。牛尾くんは珍しくTシャツ(スタッフさんがマーシーからもらったのをさらに譲り受けたらしい!)。風間くんはあまり見えず。

「泣きだしそう」でスタート。ファンダンゴ、不思議な音響だなあ。硬めの音で縦に響く気がした。そして牛尾くんのギターの音がすごくよかった。いつもにも増してギターが歌ってたな。「GALAXY」はサビの掛け合いが大好き。「ネオンBOYS」はキラキラしたギターのイントロがすごくいい。聴いていて自然と笑顔になる曲ばかり。

「コトバとコトバ」のイントロ、風間くんのベースがまずソロで鳴る。その間有馬くんが風間くんをいじるような冗談を言う。すると風間くんが笑いながら演奏をやめて、有馬くんを歌わせないようにする。何この仲良しさんたち(笑)。思わず有馬くんが「そんなことできるようになったんだ!」と風間くんを誉めてた(責めてた?)。そしてその間ずっと後ろでリズムキープすべくシェーカーを鳴らしていた前越くん。そのシェーカーのリズムに合わせずに風間くんは演奏を再開。思わず前越くん、「俺を無視か!!」と叫んでました(笑)。仲良しさんだな・・・。

「コトバとコトバ」に続いて「YOU」「クラシック」「こどものブギー」とかわいい曲が続くパート。最近よくライヴで「YOU」をやっている。有馬くん、最後の箇所で「僕が住む街は大阪の片隅さ」と歌詞を変えて歌い、最後の最後に「・・・嘘です」って(笑)。かわいい。

そして「NIGHT SWIMMING」! これが聴きたかったんだ! 2月のアコースティック・インストアライヴでこの曲の良さに気づいてしまってからバンドで聴きたくて仕方なかった。かわいくて切なくて、そして好きな人と手を繋いで夜明けの海に行きたくなる曲! あー、もう! 素敵過ぎる!

その次は新曲「カンフー」。有馬くん曰く「最近おとぎ話はちゃんとしたレコーディングに疲れてて(笑)、ささっとゆるい感じで新曲を録ってる」そうで、UKプロジェクトの人には「ゆるすぎる」とリリースのOKが出なかったらしい(笑)。その代わり、曽我部さんのレーベルから出るそうです。おお!楽しみ。

次はまさかの「深夜高速」。フラカンのカバー! おお! まさかライヴで聴けるとは。熱唱する有馬くん。熱が上がっていくステージ。そのままの勢いで「superstar」へ。これがまたすごかった。4人の気合いが高まって、ものすごく一体感のあるバンドサウンドだった。少し前までのほんわかした空気が一変、しっかりはっきりロックだった。

でも、一番のハイライトは「俺達に明日は無い」だった。牛尾くんと風間くんが向かい合って笑いながらアイコンタクトを取り、ゆったりしたイントロを弾く。有馬くんの歌が重なって徐々に熱くなっていく。そして間奏の激しさはすごかった! ふっと意識を飛ばされた。でも最後はまた牛尾くんと風間くんが向かい合って笑いながらゆったりと演奏する。そこではっと我に返る。

びっくりした。こんなすごい曲だったっけ? アナログフィッシュの「出かけた」をちょっと思い出した。ライヴで聴かないとわからない迫力がそこにあった。

その後の「DEAD」という曲は新曲なんだろうか? 初めて聴いたと思う。そしてテンポのいい「E.T.M.」「BOY'S BEAT」でぱっと明るく。「E.T.M.」の前、有馬くんと牛尾くんが「エブリシング? 単純? 前へ?」「エブリデイ? 単純? 前へ?」という謎の掛け合いをしてました(笑)。

そしてみんなで「らーらーらー」と合唱してから「青春」。本当に名曲。次は「ロードムービー」でぐっと締めた。

最後は有馬くんがひとりでアコギで弾き、「SMILE」。いや、ひとりじゃないな、みんなで合唱したよ。最前列にいた人たちをステージに上げてフロアに空間を作り、その真ん中まで有馬くんがやって来た。客を座らせて合唱。2番は風間くんに歌わせてた。オフマイクで歌詞に合わせて身振り手振りをしながら歌ってた風間くん。笑顔笑顔。すっごく幸せだった。

アンコール。「何する?」「アレしかないな」「アレだな」と4人が言っている。ああ多分きっと「KIDS」だなーと思っていたら、有馬くんだったかな、「・・・アテなし!」と叫んだ。「えー、それはないわー」とか言いながら、ちょっとやってみよっかと本当に途中まで演奏した! わー、まさか! 有馬くんは「あの頃の気持ちに戻れないからうまく演奏できないな。あの頃はグラビアばかり見てました。女の子のお尻ばかり追っかけてました」って(笑)。

次はやっぱり「KIDS」。リハーサルでやっていないと言ってたけどすごく良かった。次の「new song」が心に沁みた。「夕焼けが僕らを赤く染めるのは、君のせいだよ」という歌詞がある。それにいつもやられてしまう。きゅんとする。そして最後は客席みんなで「きーみーのーせいだよー」と合唱。美しく決まった。おとぎファンの人、コーラス上手いし声がキレイ!

最後の最後は「今日は月曜日だけど週末みたいなもんだから」と言って、新曲「weekend」。

***
何て幸せな空間だったんだろう。笑顔が溢れていた。私もずっと笑っていた。でも、そんな中にもはっとするような激しさがあったり、強い意志があったりするのだ。彼らの純粋な気持ち、音楽とお客さんを対する純粋な気持ちを丸ごと受け止めて抱きしめてしまいたいと思ったよ。おとぎ話がいてよかった。おとぎ話に出会ってよかった。心からそう思った夜。

決めた。2010年、私はおとぎ話を全力で応援します。


<セットリスト> 有馬くんのブログより

泣きだしそう
GALAXY
妖精
ネオンBOYS
コトバとコトバ
YOU
クラシック
こどものブギー
NIGHT SWIMMING
カンフー
深夜高速
superstar
white song
俺達に明日は無い
DEAD
E.T.M.
BOY'S BEAT
青春
ロードムービー
SMILE

en.
アテなし
KIDS
new song
weekend

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