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2010/02/12

メガネが無ければ どこにもゆけずに 世界は暗闇

モーモールルギャバン

昨冬くらいから私の周りで「いい!」と評判だったバンド、モーモールルギャバン。

音源を買ったら、何これ、すごくいいじゃないですか。

歌詞はむちゃくちゃなんですよ。例えば、

「バイトの時間だ 死にたい 死にたい」という歌詞で1曲目が始まるとか。
「君のスカートをめくりたい」というフレーズで1曲丸ごと終わるとか。
「野口!久津川で爆死!」というフレーズで1曲丸ごと終わるとか。
「Say、パンティ!」「パンティ!」というコール&レスポンスとか。

書くだけで笑えるんですけど(笑)。

でもね、わたし基本的に下品なのは嫌いなんですがモーモーだけは気にならなかったんです、最初から。CD聴いてても全部許せちゃう。ライヴではドラムヴォーカルのゲイリーが服を脱いでパンツ一丁になるんだけど、ライヴ未見の時にその話を聞いても全然嫌だと思わなかった。その他のバンドだと上半身裸になられただけで嫌悪感があるのに。

なぜなんだ。理由はよくわからない。

でも確実に言えることは、メロディがいい。音もいい。ポップセンスは抜群だと思う。

で、ようやくライヴに行ってきました。

ちなみに人生で初めてモッシュに巻き込まれてしまい、隣にいた人の肘が私のメガネを直撃、メガネがどこかに吹っ飛んでしまいました。裸眼視力0.02の私はまさにこの記事のタイトル(モーモーの曲「琵琶湖とメガネと君」の歌詞)のような心細い気持ちでしゃがんでメガネを探しましたよ・・・。近くにいた人が拾ってくれましたが、すっかりツルが曲がってしまってました(涙)。

「博覧会」モーモールルギャバン レコ発後半戦

モーモールルギャバン
2010.2.6 Sat. 新栄 CLUB ROCK'N'ROLL
ゲスト:THE WELL WELLSストライカーズザ・ガールハント


<THE WELL WELLS>

30分くらい遅刻して入場。すると目の前には信じられない光景が!

フロアより1段高い物販の横でベースヴォーカルが歌ってる!(笑) 突発的にステージから降りたというのではなく、最初からそこにマイクをセッティングしてあるらしい。こんなの初めて。「今日は2ステージ制だ!」とか言ってる(笑)。「お客さんとの距離が近すぎるって言われます」というMCがあったけど、実際目の前で観ているお客さんとの距離は50cmくらい。何じゃこれ。面白すぎる! 入り口近くで見ていたのでステージが全部見えなかったのだけれど、ギター+鍵盤女子と、どえらい体格のいいギターのお兄さんが見えた。見た目のインパクトもすごい・・・。あげく最後は物まねしてたよ。和泉元彌のマネとか(笑)。

音はストレートなロックンロール。しかしのその他のインパクトが強烈すぎてあんまり覚えてない・・・。


<ストライカーズ>

初見。ひとことで言えば、悪ノリさせればさせるほど面白くなるバンド! ステージの一番前にドラム以外の4人が一直線に並んでやたら前のめりになっちゃうとか、面白いなー。鍵盤も使いつつ、結構ポップ。かなりフックが効いていて、一筋縄ではいかないけどすごく乗れる。知らないうちに身体が動いてしまってた。この時点ですでに汗だく。このハコ、けっこう暑い・・・(注:入り口付近はやたら暑い。フロアに下りて上手側に行くと空調で涼しいです)。


<ザ・ガールハント>

11月のshimokita round-up以来。出てきたマスザワさん、いきなり、

「名古屋、絶好調だぜー! ど う か し て る ぜ !」と絶叫(笑)。

注:「どうかしてるぜ!」、ちょっと前にTwitterで流行ってました。

チバさんも「モーモーモールルルルギャバン!」とか言ってみたり(笑)、あいかわらずギター2人のMCは絶好調。「キリンとサントリーが合併したら『キントリー』」「いや、『サントリン』だろ!」とか。この2人の喋りは展開が早すぎてライヴ後まで覚えてられません。最後はマスザワさんが相当おかしなことになってた。よくわからないことを喋りまくった挙句、「たのしー! やべえ! この早口になってる感じ、やべえ!」とか言って。子どもみたいに興奮している様子が見ていてすごく楽しかった!

そして!ドラムの人! この人好きだ! いわゆる「顔で叩くタイプ」なんですよ。にこにこだし、歌うし、アクション大きいし。「この人にドラムを習ったら楽しいだろうなー」と思って見てました。本当にこの人、ドラムと音楽が大好きなんだと思う。

楽しくて音にも勢いがある。熱い。マスザワさんの熱さは素敵だ。そしてマスザワ+チバのツインボーカルも楽しい。わくわくする。ライヴもっと観たいな。CDも買わなきゃ。


<モーモールルギャバン>

さあさあ来ました、待ちに待った初モーモー。

上手に鍵盤、下手にドラムセット。これらが向かい合わせに置かれる。そして奥にベースと銅鑼! 銅鑼、見ているだけでアガる!(変ですか私)

ちなみに「ドラムヴォーカル」「ベース」「キーボードヴォーカル」という変則な編成です。ギターレスバンド。

「細胞9」でスタート。キーボードの音がかっこよすぎる。ユコちゃんかっこよすぎる。すごく男前な音。どの曲だったか忘れたけど、時おりキーボード持ち上げて抱えて弾いてるんだよ、あんなかわいい顔して! 弾いてる姿と音(そして銅鑼ぶっ叩く時)はかっこいいのに、笑うとめちゃくちゃかわいいんだよ! 反則! 

ゲイリー、客席をがっちり見ながら叩いてる。でもほとんど座ってない。暴れ叩き。こんな人そんなに居ないよ。動きは変だけど(笑)、暴れているドラムの音がめちゃくちゃかっこいい。2曲目「POP!烏龍ハイ」の時点でもう汗だく。曲が終わるとゼーゼーと息が上がってる。アナログ健ちゃんの比じゃない(笑)。

「烏龍ハイ」でみんなで「ハイ!」と叫ぶのは気持ちよかったなあ。楽しすぎる。「野口」でも「爆死!」をみんなで叫ぶし、モーモーの曲はどこで腕を上げて叫べばいいのかすごくわかりやすいんだよな。だからみんなで盛り上がれる。こういうのって大事だと思う。こういうのがポップと言うんだと思う、多分。

で、その「野口、久津川で爆死」が楽しかったなあ。ゲイリーが「野口っていうドラマーが『僕、弁護士目指します』って言ってバンドやめて東京へ行ってしまって!」「野口のせいで俺がドラムを叩くことになって、こんなに汗かいてる!」「それまで俺は汗なんかかかずにギターをクールに弾いてたのに」・・・笑える。そして間奏?の部分はベースのまるりんがボイスチェンジャーで語りを入れる。ぼそぼそ喋るし、最後はうまくまとまらないし、その寂しさ加減がたまらなかった!(笑) しかし演奏が再開されて「爆死!爆死!」と3人が声を合わせて叫ぶのがかっこよすぎて意識飛びそうになった。ユコちゃんがぶっ叩く銅鑼も決まってた。

その次は「この曲からモーモーがはじまりました」というMCから「パンティ泥棒の唄」。タイトルからして笑える。いま流通しているCDには入っていないので初めて聴いたけど、、抱腹絶倒、でも切ない! 彼らのエッセンスがよく出てる。これがバンドで最初に作った曲なのか。なるほど納得。

本編最後は「サイケな恋人」。パンティーコール初体験。めちゃめちゃ楽しい。最後は約束どおりゲイリーがパンツ一丁になる。盛り上がる客席(笑)。ちなみにパンツは2枚重ねで、「J-POPの限界に挑戦するためにもう1枚脱ぎますー!」と言って上のパンツを脱いで客席に投げ入れるんですが(笑)。

アンコールは「美沙子にささげるラブソング」。ちなみに安田美沙子さんのことです(笑)。ゲイリー、跪く格好で、左足をバスドラに、右足をドラムイスに置いて歌い出す。おお(笑)。この曲の後半でモッシュが起こってメガネ飛びました。メガネ壊れつつ、でも楽しかったんだよな・・・。

鳴り止まない拍手。ダブルアンコール。ゲイリーが「君のスカートをめくりたい」を歌詞だけでなく演奏も口で歌ってました(笑)。

時おり、3人が視線を合わせてすごくいい顔をする。それにやられてしまったなあ。お客さんのことをよく考えてるパフォーマンスとか(媚びてるという意味ではなく、ちゃんとツボを押さえてるという意味)、コール&レスポンスの楽しさとか、曲の良さ、演奏のかっこよさなど、モーモーを語るにはいろんな角度からいろんなことを言えるけど、初めて彼らのライヴを観て印象的だったのが彼らの「いい顔」だった。必死な顔だったり笑顔だったり。それに引き込まれてしまった。

こんな風に真面目な記事を書くようなバンドじゃないかもしれないけど(笑)、でも、それにぐっと来てしまったんだよな。全力で音楽をする彼らに。

4月のワンマン行きます。大阪にも名古屋にも行くと思う。今まで名阪とも追っかけるバンドなんてアナログフィッシュしかなかったのに! これは困ったぞ!

細胞9 / POP!烏龍ハイ / コンタクト / ユキちゃん / ユキちゃんの遺伝子 / 野口、久津川で爆死 / パンティ泥棒の唄 / サイケな恋人

en.1 美沙子に捧げるラブソング
en.2 君のスカートをめくりたい(ゲイリーがちょっとだけアカペラで歌う・笑)

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