N! G! Y!
Re:mix 2009
2009.8.29 Sat.
クラブダイアモンドホール / アポロシアター
夏の名古屋恒例イベント。私は3年連続参加しております。
入場時、蒸し暑い中すごい人口密度で非常階段で並ぶという地獄に遭遇。運営に関してこの辺りの手際がよろしくない。これさえなければほとんど文句のないイベント。客のマナーもそれほど悪くないし。
<観たバンド>
サカナクション
未完成VS新世界
LOVE LOVE LOVE
おとぎ話
monobright
SCOOBIE DO
OGRE YOU ASSHOLE
<サカナクション> ダイアモンドホール
2月のワンマン以来のサカナクション。いつの間にか左右立ち位置が逆になったという話を聞いていたので、草刈姐さんと岡崎さんを間近で観るために上手側に。前から2番目。なかなかの好位置。
SEで「三日月サンセット」のイントロが鳴ったと思ったら、すぐ「Ame(B)」となった。そこでメンバー登場。岡崎さんの服装が光沢ある銀色の服?・・・宇宙服? メガネにも飾りがついてた。不思議な衣装だなあ。山口くんも不思議な柄の服で、同じ柄のスカーフで顔半分隠して登場。何なんだこれ(笑)。
下にセットリスト書きましたが、どの曲も大迫力だった。完成度が高すぎる。こんなに軽々とこれだけの楽曲を演奏をするなんて、これ以上何もコメントできませんよ・・・。
恒例のレーザー照明も相変わらず素晴らしかった。彼らの音楽によく合ってる演出。このレーザーを至近距離で受けて、とてもアガった。
草刈姐さんのコーラスがいつになくよく聴こえてた。姐さん、ステージの端まで来て何度も煽る煽る! 姐さん、すごく嬉しそうに笑っていてぴょんぴょん跳ねてたよ。私も嬉しくて踊り倒した。ものすごく汗をかいた。屋内ライヴでこんなに汗をかいたのは初めて。すごい熱気だった。
AME(B) / ライトダンス / サンプル / ネイティブダンサー / セントレイ / アドベンチャー / ナイトフィッシングイズグッド
<未完成VS新世界> アポロシアター
CDは持っているけど、観るのは初めて。不思議な歌を歌うバンド。
CDよりライヴがいい! サビが「例えば~」という曲が1曲目。3曲目が「どうでもよくないうた」。4曲目が商業的な音楽じゃなくて僕の音楽を聴いてくれてありがとう、みたいな歌。全身全霊でうたう姿に心を持ってかれた。時々ボーカルの澤田くんがよろよろとマイクから離れてオフマイクで歌う。それでも響く。その様子に釘付けになってしまった。
アポロシアターに限らず小さなハコで演奏すると、演者の人間性が駄々漏れになる。そうやって露呈した人間性で場内を圧倒。アポロの低い天井がよく似合ってた。そのねじれてるのかまっすぐなのかわからない人間性というか人間臭さ、失わないでいてほしいと思った。
<LOVE LOVE LOVE> アポロシアター
想像していた通りのバンドだった。コーラスがきれい。3人の佇まいもきれい。未完成VS新世界の後だったからそう思ったのではないはず(笑)。これだけ美しくコーラスしまくっているバンドって面白いなあ。
<おとぎ話> アポロシアター
個人的にベストアクト! ずっとにこにこして聴いてしまった。
リハで「ちょっとだけ」といって「Boys don't cry」をやってくれた。軟弱な男子応援ソング(笑)。「ネオンBOYS」はキラキラなギターのフレーズがとても素敵。おとぎ話の曲で一番好きな「SMILE」をやってくれた時は酔っ払っていたのもあるけど、私ってこんなに笑えるんだ!と思うくらい満面の笑みになってしまった。新曲「E.T.M」は「Everything 単純 前へ」の略なんだそうです(笑)。うん、単純、前へ。落ち込んだ時にはこのアルファベット3文字を思い出そう。最後は「青春」「FUN CLUB」で締めた。
アンプには電飾。有馬くんの顔に赤いラメ?みたいなものが。風間くんはいつも通りサスペンダー。牛尾くんは二枚目なのに動きがおかしいんだよね。そして前越くんが素敵だった! 今まで散々「アキバ系浪人生」とか「アキバ系大学生」みたいだなんて評していたけど(笑)、今日はすごく頼もしいドラマーだと思ったよ。力いっぱい叩き、歌う姿、かっこよかったぜ!
MCでは「名古屋でこんなにお客さんが入ってくれたの初めて」「名古屋って地上に人がいないから今日たくさんいてびっくりした!(笑・名古屋の地下街は有名なので)」」と言ってました。あと「クラスにこんな4人がいたら嫌でしょ」って有馬くんが言ってたけど(笑)、私はどうも2枚目が苦手なので(え)、彼らみたいな子たちがクラスにいたら結構気になって友達になってるかもしれないな!
ネオンBOYS / GALAXY / SMILE / E.T.M / 青春 / FUN CLUB
このあとDOESの入場列に並んだものの、このまま道路で立ったまま1時間近く待つことに耐えられなくなって途中でダイアへ移動。
<monobright> ダイアモンドホール
入場したらちょうど1曲目が終わったところだった。その1曲目「紅色ver.2」のアウトロだけが聴こえた。わー!ジョンツー(と略します、この曲)聴きたかったー!
「夏メロマンティック」「涙色フラストレーション」といった聴かせる曲とそれ以外の躍らせる曲。楽曲の幅があるので楽しい。
そしてやっぱり笑える桃野陽介のMC。
「ダイアモンドホールとアポロポロポロシアター(笑)のせめぎ合いがリミックスの醍醐味なのに! 2年連続、裏が昼休憩! 自分との戦い!」というMCが秀逸でした。あと「新曲、練りに練ってこのタイトル!」といって本邦初公開「JOYJOY エクスペリエンス」。アップテンポで踊れる曲でした。
「S.G.S」は「小学生」の略なんですけど(笑)、途中から「名古屋だからN.G.Y!」でコールアンドレスポンス。楽しかった!
紅色ver.2 / 踊る脳 / 夏メロマンティック / 涙色フラストレーション / JOYJOYエクスペリエンス / 頭の中のSOS / S.G.S / アナタMAGIC
<SCOOBIE DO> ダイアモンドホール
アホみたいに踊った。知らない曲でもアホみたいに踊れた。素晴らしい。コヤマシュウかっこいい! 来週のOTODAMAでも観れるかな。
って、これだけしかレビューできてないけど、つまりは本当に頭を空っぽにして踊れるってことです。すごいパワーあるバンドですよ。完全に参りました。
<OGRE YOU ASSHOLE> ダイアモンドホール
高音のボーカルとギターが特徴の不思議バンド。CDではようやく慣れてきたけど、ライヴではちょっと辛かった。でもその高音と曲調、ハマるとくせになるのが容易に想像できるな。何度かライヴで観たらハマってしまうかもしれない。あと、アポロでやった方が雰囲気的に合っていたかもしれないなんて思った。
MCで「今年の出演者の中で名古屋に住んでるのは僕らだけ」と言ってました。長野出身というのは知ってたけど、名古屋に住んでたのかー。だからリミックスには普通に遊びに来ていたけど、出演は今年が初めてとのこと。「3年越しのリミックス」だそうです。ということで「同じように3年越しで参加できた人いますか?」と客席に挙手を促してました。そして「お・・・いた! 後で何かあげます」って(笑)。
コインランドリー / フラッグ / サカサマ / しらないあいずしらせる子
それ以外は曲名わかりません・・・。
帰る間際に物販でオウガの手ぬぐいを買っちゃった。手ぬぐい大好き。その横でおとぎ話の前越くんが、すごい勢いでお客さんにTシャツをプッシュしてました(笑)。
***
というわけで、私の夏が終わった。いいイベントでした。ああ、気持ちよかった。
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コメント
はじめまして。
Re:mix2009で観たバンドがあまりに一緒だったので、うれしくなっておじゃましました。
明日のOTODAMAも行きます、ひとりで(笑)。フェス歴は長いのですが、OTODAMAはひとりでも楽しめます、絶対!!
投稿: さる | 2009/09/04 10:43
さるさん:
初めまして! コメントありがとうございます!
おお、観たバンドがほとんど(全部?)一緒ですか! ミラクル!
今年のダイホ前半は激しそうなバンドが多かったから、
(ノベンバとかアベンジャとか)
それを避けてついついアポロでのんびりしてしまいました。
結局一番上のフロアに座り込んで、ずっとお酒飲んでました(笑)。
OTODAMAはゆるーく楽しめそうですね。
実はこのブログで「ひとり参戦します!」って書いたら連絡くださった人がいて。
あす同行者ができました。2人も!
もしよろしければ、さるさんもどうですか?
お忙しければちょっとお目にかかるだけでもよいので連絡ください。
(PCからこのブログを見ると、サイドにメールフォームがあります)
投稿: yama(Key) | 2009/09/04 21:28