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2008/10/30

やりたいことを やるだけ やるだけ

アナログフィッシュ
Fish Your Vibe! Tour
2008.10.23.Thu. 名古屋クラブクアトロ

(11/2、追記しました。追記部分は「続きを読む」のセットリスト以外の全文です)

時間がなくてライヴレポを書く時間がありません。
とりあえずセットリストのみ。あとで追記します。

東名工事で大渋滞、移動に8時間かかったアナログの面々。
開場30分押し、開演20分押しでした。そんなトラブルの中でのライヴ。

18時45分くらいに入場して、予想はしていたものの客が少なすぎて驚愕。平日の名古屋、やはり集客が厳しい。開演した頃にはもう少し増えてたけど。下岡さんがMCで「名古屋でこんなに人が入ったのは初めて。みんなどこに隠れてたの? こたつでみかんでも食べてたの?(笑)」とご機嫌でしゃべっていた2007年1月の「Tour is Harmony」を思うと寂しい。

前述の通り、20分押しで登場。下岡さんが白シャツでシャツイン! 素敵! 健ちゃんはいつもと同じ。

会場入りする前、どの曲から始まるかいろいろ考えていたのだけれど「ダンスホール」や「Hello」しか思いつかなかった。久々のワンマンツアーだから変えてくるだろうと思いつつも全然わからなかった。だから最初の曲が何か大注目していたわけですが。

いきなり PARADOX。

この曲、実はあの名曲「Sayonara 90's」よりも好きで、実は今年のマイテーマソングみたいな位置づけになっているのです。それがいきなりやってきた。イントロの神々しさと、下岡さんの熱情と、白く眩しいライトで曲のあいだはまったく動けなかった。改めて、この歌詞がすごすぎると思うのですが。

何が正しいとか 誰がおかしいとかじゃなくてさ
何を信じるか どれだけ信じられるかなんだよ

その後は「Hello」「Clap Your Hands!」と盛り上げ曲。さらにこんな序盤に「BGM」まで来た! ものすごく意外な曲順。

ところがこの後がもっと大変なことに。「確信なんかなくてもいいよ」「夕暮れ」「ナイトライダー2」「不安」といった曲が一気に復活。本当にびっくりした。「確信」は最近ライヴでなかなかやらなくて、家で「確信聴きたいー、聴きたいー」と事あるごとに呟いていて、ダンナに「また言ってる」と呆れられていたくらいで。州さんがいない今、聴けるものとは思っていなかったから本当にびっくりした。「不安」も基本的にはライヴでやらない曲だから、このタイミングで聴けるとは。ただ、「確信」は本当に演奏が難しいんだなとあらためて実感。ちょっとばらついた瞬間があった。でも楽しかったなあ。

「夕暮れ」「ほら」がよかった。「夕暮れ」はあの不穏な空気感が何ともいえない。「ほら」は力強さが増してた。

「Sayonara 90's」で「かっとばせー」と叫んだ。もうそれは「いつものこと」になってるんだけど、今日は「Town」でも下岡さんが客席を煽ったので「どーなの?」「down だよ」と皆で歌った。ライヴに行く度にステージと客席の一体感が増している。みんな一緒にライヴをつくっているんだけど、馴れ合いなし。真剣勝負。でも、全体を見たらこんな平和なライヴはない。本当に稀有なバンド。この奇跡を目撃した客がこんなにも少ないのが本当に残念だと思う。

「Sayonara」で〆るのかと思ったら、もう1曲あった。健ちゃんの新曲「ハローグッバイ」。この前の健ちゃんの言葉が良かった。「僕はこんな歳にもなって自分のことが嫌いで、楽しい時に楽しめなかったりするんですけど、負けるもんかと思いながら毎日生きてます」 こういう鬱屈な健ちゃんから生み出される、鬱屈な歌。その表現の仕方が初期の作品群、例えば「LOW」「世界は幻」「確信」「不安」のようなものから、「アンセム」「Clap Your Hands!」といった開けたものへと進化していったんだと思った。一見明るい「アンセム」も、よく聴けば鬱屈を歌った歌なんだよな。新曲「ハローグッバイ」も手触りは明るい感じだったけど、どうしようもない普段の暮らしを歌っているんだろう。すごく気に入った。記事のタイトル「やりたいことを やるだけ やるだけ」はこの曲の1フレーズ。

アンコール。「スピード」で盛り上げておいて、最後は新曲「Life goes on」。これを新曲といっていいのかわからない。初披露はちょうど1年前の名古屋だった。その時にものすごく心を揺さぶられて、それから何度聴いても心に染みる。

遠回りじゃないよ 真っ直ぐな道を蛇行してるだけ
やりたいことをやって とても大切な人を傷つけてしまったとしても

何が遠回りで、何が真っ直ぐか、誰にもわからない。それが人生。今この道を選んだのが正しいかどうかは、後になって評価された時に初めてわかるものだ。今は答えがわからない。だから今は、やりたいことをやる。ただそれだけのこと。何かをやる時、何かを決断した時は、誰かを傷つけてしまうこともあるだろう。誰かに文句言われたり、誰かに批判されたりもするだろう。でも、それでいいんだ。胸を張って、正しいと思ったこと、やりたいことをやったらいいんだ。きっとわかってくれる人がいる。笑顔で迎えてくれる人がいる。

彼らも停滞していた時期に、こんなことを考えていたのだろうか?

Tour is Harmony が終わってからライヴが少なくなりリリースもなく、この春には州さんが脱退した。そんな停滞と激変の中、彼らは掴むべきものをしっかり掴んだと思う。いや、すでに掴んでいたんだけれど、それをアウトプットするスイッチが入ったんだな、きっと。ライヴを観ると、「開かれた心」や「伝えたい気持ち」がものすごく出ている。そういうモードに入ったアナログフィッシュ、もっと観られるべきバンドだと思う。今年はカウントダウンジャパンにも出るし、みんな観てほしいな。


<セットリスト>

まったく自信なし。エンドロール~ナイトライダー2の間がさっぱりわかりません。

PARADOX
Hello
Clap Your Hands!
BGM
ほら
確信なんかなくてもいいよ
世界のエンドロール
夕暮れ
SUN
無力のマーチ
Town
ナイトライダー2
不安
Lover
ダンスホール
アンセム
Sayonara 90's
ハローグッバイ

en.
スピード
Life goes on

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