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2007/09/24

光の剣の代わりに

私はいま何を持ってるんだろう。

love your life / 石田ショーキチ

私の音楽的嗜好のルーツは「ユニコーン/奥田民生」なんだけど、その次に邦楽で影響を受けたのは「スピッツ」なのです。いつもは「yamaの聴いてるバンド、全然知らんよ」と思っている皆さんも、ちょっと安心したでしょ、スピッツって聞いて。意外にフツーなんですよ。

で、スピッツの「ハヤブサ」がきっかけで、アナログフィッシュやら the ARRWOS まで来てしまったのだよ。

この「ハヤブサ」がとにかく名盤で、そのプロデューサーをしたのが石田ショーキチ(当時は石田小吉)。ちょっとハードロック寄りになったアルバムなのでスピッツファンからは賛否両論ありますが、「こんな名盤に仕立て上げたプロデューサーって一体何者?」と思った私は、石田のバンド/プロデュースワークチームである「SCUDELIA ELECTRO」を聴いてみたわけです。

めっちゃいい。

もうそこからは、彼がそれ以前にやってた「Spiral Life」(相棒はバンドブーム世代なら懐かしい、BAKU の車谷浩司)まで遡ってCDを集めました。あれは確か西暦2000年、わたくしはもう26歳でした。ティーンエイジャーならともかく、こんなに大人になってからこれほどハマるアーティストが出てくるとは思っていなかったから自分でも驚いた。

スクーデリアの魅力は、ロック/ポップ/エレクトロ、この3つのバランスが絶妙なところ。激しいギター、泣きメロ、打ち込み、がすべて同時に成立しているこの奇跡。

そうして石田を追っかけて、彼が遊びでやってるバンド「MOTORWORKS」(ヴォーカル・黒沢健一 ex.L-R、ベース・田村明浩 from スピッツ、ドラム・ホリノブヨシ from RaFF CuSS)を観にいったら、そこで同じイベントで演ってたアナログフィッシュに出会った。アナログフィッシュを追っかけてたら、the ARROWS に出会った。だから「スピッツ/石田」に感謝。今こんなどっぷり音楽に浸かってるのも、「ハヤブサ」のおかげ。

石田ショーキチ、4度目のメジャーデビューでやっとソロ。イシダワールドが思う存分広がってます。饒舌に自己を語る歌詞にびっくり。1曲目「30 years before」はビートルズに出会って30周年記念の曲。3曲目「スカイウォーカーチルドレン」はスターウォーズを初めて観た時の話。そしてタイトルチューン「love your life」は人生賛歌。人生っていいもんだぜ、って。

紆余曲折を経た大人がそういってるんだから、説得力がある。確かにどこかおかしい世界ではあるけれど、こうやって生きていけるんだからそんなに悪くないよ、って思う。

チャート至上/商業主義な音楽業界を批判し続けている石田が放った「時代に左右されない音楽」。30~40代の心を打つこと間違いなしです。

とかいいながら、タワーレコードのウィークリーチャートで発売週1位ですよ! 誰もが予想しなかった展開に。タワレコ限定特典のリミックスCD-R目当てでしょうけど、この音楽を待ち望んでいた人がこれほどたくさんいたとは。この国の音楽シーンも捨てたもんじゃないなと思った次第です。

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