シアトル再訪 その5・ロックスクルーズ
1/3。この日も快晴。歩きながらふと気づく。
「私がシアトルに来てから、雨が降っていない」
もしかしたら夜に降っているのかもしれないが「シアトルの冬=雨」という図式が成り立たない。(帰国後、現像した写真はどれも抜けるような青空ばかり。ありえない)
この日は月曜日で、行こうと思っていたセーフコ・フィールドのツアーとEMPは休館日。急遽どこに行こうか考えた。結果は、「ベタベタの観光コース」!(笑) だって、留学時代はお金がなくてクルージングなんて!
まず、パイク・プレイス・マーケットへ。有名な「魚を投げる魚屋」を始め、安いシアトル土産がたくさん。美味しそうなリンゴもいっぱい。ワシントン州はリンゴの生産で有名なのです。泊まったホテルのロビーにはリンゴが山積みされていて、自由に持っていってOKでした。
次に、クルージングへ。シアトル発の観光クルーズはたくさんあり、私はそのうち「Locks Cruise」に参加。「ロック」とは水門のこと。ユニオン湖からエリオット湾へ出る2時間半の旅。12時50分ピア56出発、といっても船に乗るのではなく、まずグレイライン・バスに乗ってユニオン湖に向かうというコース。こんな寒い時期というのに、バスは満員。船に乗ると、船長らしきおっちゃんがマイクを持って説明をしてくれる。
ユニオン湖上では、ダウンタウンや住宅街、ワシントン大学が見える。映画「めぐり逢えたら」(原題Sleepless in Seattle)で使われたフローティング・ハウス(浮き家、というのか?湖に浮いている家)もある。そのうち湖と海を隔てる水門をくぐり、海へ。海へ出た途端、オリンピック国立公園の山々が見える。壮大な風景。次に「森永カフェラッテ」のパッケージデザインにもなっている「マウント・レーニア」が見える。この山は日系人に「タコマ富士」と呼ばれていたほど富士山そっくり。皆様も一度「カフェラッテ」のパッケージをご確認ください(笑)。ダウンタウンも見えてくる。スペース・ニードルや2つの球場、スミス・タワーが織りなすスカイラインが美しい。風が強く寒かったけど、風景が美しくオススメです。
しかしなぜアメリカ人は寒さに強いんだろう? 私が強風に凍えているというのに、船内では「無料でアイスクリーム配ってます。みんな取りに来て!」ってアナウンスが!!(笑)
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